平成16年4月3日〜4日 三輪神社祭礼
三輪神社本殿

   三輪神社の社殿は永禄年間(1558年〜1569年)にこの地の領主となった近松光保によって建立されました。
 しかし、その破損し現在の本殿は元禄9年(1696年)に再建されたました。本殿の中には、素朴な木製の御神体が三体祀られています。
 昭和43年に岐阜市の重要文化財に指定されています。

   参道の「三輪神社石鳥居」は、昭和51年8月23日に岐阜市の重要文化財に指定されています。その脇には本来石鳥居の基礎として埋められていた大きな石が、改修工事の際、掘り起こされまるでオブジェのように置かれています。
  鳥居には寛文九年(1669年)四月の文字が刻まれています。
 また参道の巨木「三輪神社のスギ」は、昭和51年12月7日に岐阜市の天然記念物に指定されています。

  (参考文献)三輪神社の説明板を参考にさせていただきました。
三輪神社の祭礼は、毎年4月の第1土曜日曜に行われます。
大変格式の高い神社で、たくさんの神官さんや、地元の人たちで祭礼が
続けられています。特に稚児舞は岐阜市の無形文化財に指定され、その太鼓などは普段は、岐阜公園内にある、岐阜市博物館に展示されています。
今回は、私が大拍子をつとめさせていただいた関係上、あまり写真が撮れませんでした。来年はもっと細かく紹介します。
@ 4月3日 新楽祭 PM7:00〜
  稚児舞を提灯の明かりの下奉納します
A 4月4日  本楽祭  PM3:30
  いよいよ三輪神社に向かって出発です。
B
子供巫女も普段と違って、神妙に続きます。
  
E
 大拍子1名、役者6名、最後に本職の楽師が続きます。
    D
 稚児2名に続いて、下拍子、笛役(2名)が続きます。(唯一の大人です)
    C
 神官に続いて本日の主役、獅子役の子供が肩車をしてもらって続きます。
F
 子供御輿が御輿の先頭で出発です。みんな元気で担いでいました。
G
 小御輿(大人用)を太鼓のリズムに合わせて担ぎ上げます。
H
 本御輿が最後です。この御輿は20人ぐらいで担ぎますが、重くて大変です。
人係で
I
 本御輿が三輪神社の2つ目の鳥居をくぐり
いよいよ到着です。
J
 御輿の到着を待って、稚児舞が始まります。
K
 真っ赤な衣装を着た、獅子が片膝ついて踊り、稚児が小太鼓を持って回ります。